北海道札幌琴似工業高校定時制の生徒らが製作した
コミュニケーションスキルの向上をテーマにした映画の
上映会に参加しました(29日18時、札幌市中央区「アスティ45」)。

北海道新聞(20日朝刊)にもその内容が掲載されましたが
物事の悪い面ばかり注目したり
相手を一方的に決めつけたり
他人の言動にすぐカッとなることから気持ちを切り替え
物事の良い面を見ようとしたり
相手の意見を受け入れたり
自分の気持ちをきちんと伝えることで
明るく前向きな学校生活を送ることができるようになるストーリー。

いろんな方の協力を得ながら、放課後の短い時間を利用して
1年近くかけて出来上がった作品は
大人が観ても考えさせられる内容で
しかも完成度はかなり高い。

この映画作品が他の高校だけではなく
中学校などの教育施設でも活用できると思います。
さらに琴似工業高校の生徒がこの映画製作に携わったことで
自分の隠れた能力が引き出された
他クラスや他学年の生徒とも交流できた
いろんな方からの協力への感謝の気持ちを持てた
不登校から立ち直った
中途退学をやめた、などの効果もあったとのこと。

こうした映画製作やみんなで何かをやり遂げる取り組みが
どんどん広がれば、若者がもっと元気になれると感じました。

(写真は上映後に挨拶する高校生らと先生)